フォントには1バイトと呼ばれるフォントと2バイトフォントがありますが、違いは次の通りです。
■1バイトフォント 最大256文字まで有することのできるフォント。1バイト=8ビットであり、8ビットは2の8乗なので、2×2×2×2×2×2×2×2=「256」ということ。Times等の欧文フォントがそうだが、シンボルマークフォントなどもこれにあたる。また、1バイトで作られた仮名フォントというものもあり、この1バイト仮名フォントは日本語入力ができないので少し不便である。
■2バイトフォント 最大65,536文字まで有することのできるフォント。2バイト=16ビットであり、16ビットは2の16乗ということで「65,536」。日本語や中国語など字数の多い言語で使用されるフォント。
フリーフォントには、主に次のフォント形式のものがあります。
■TrueTypeフォント [トゥルータイプ・フォント]
フリーフォントでは、Windows版、Mac版ともにもっとも一般的なフォント形式で、フォントサイズを拡大縮小してもギザギザが発生しないアウトラインフォントである。
■OpenTypeフォント [オープンタイプ・フォント]
WindowsとMacの両プラットフォームに対応する、最新のアウトラインフォント。このフォントを使うには、ATMが必要。(MacOS X、Windows2000/XP では不要)
■Type1フォント [タイプワン・フォント]
ポストスクリプトフォントの形式のひとつ。Mac版の1バイトフォントで広く使われているアウトラインフォント。このフォントを使うには、ATMが必要。(MacOS X では不要)
■CIDフォント [シーアイディー・フォント]
ポストスクリプトフォントで、主にMacで使われているフォント形式。フリーフォントで、この形式を採用しているものは極めて少ない。アウトラインフォント。
■ビットマップフォント
アウトラインフォントではない、ギザギザのフォント。主に画面表示用のスクリーンフォントとして使われる。フリーフォントにはMac版のものが多い。
>>詳細(和文フォント大図鑑 STUDY「フォント用語大事典」)
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