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■製品レビュー
OASYS 30 AFIII
[製品レビュー]
2004/5/25
OASYS 30 AFIII/AD
えーと、今回は昔話です。十年以上前に購入したワープロ専用機をちょっと懐かしがってみようと思います。実機はすでに手元にないので、画像は製品カタログから抜粋しました。
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OASYS 30 AFIII
筆者が初めて購入したワープロが富士通のこれ。発売は1988年6月。購入したのは多分89年だと思う。
『OASYS 30 AFIII』
標準価格:¥228,000(税別)
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購入の決め手
当時はメーカーの稼ぎ頭だったワープロ専用機は、ルポやら書院やら文豪、キャノワードなど各電機メーカーから様々な機種が発売されており、まさにメーカーの主戦場と言えた。アキバでカタログをごっそりかき集めてじっくり比較検討した記憶があるが、色々見比べるのも楽しいんだよね。
さて、『OASYS 30 AFIII』購入の決め手になったのは、オプションでスキャナ(モノクロ)が用意されており、画像が取り込めるといった点だ。さらに、同じくオプションでフォントが比較的多く(8書体)揃っていたのも見逃せなかった。
憧れだったハンディイメージスキャナ
とはいっても結局、スキャナもフォントも追加購入しませんでした。(汗 だって高かったんだもん。(^_^A;;;
いま思えば、買わなくてよかった。
□ハンディイメージスキャナ(ワイド)……定価20,000円
※スキャナの接続には別途接続アダプタ(18,000円)が必要。
□フォント(1書体)……定価12,000〜20,000円
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使い勝手
起動はかなり遅かった。それ以外は印字がそれなりに遅いという点を除けばまずまずだと思う。購入した後に『親指シフトキーボード』というのを知ったのだが、この独特のキー配列はナカナカ快適だったね。バチバチ入力できました。Windows3.1がリリースされた頃に、サードパーティからDOS/V用(当時はPC/AT互換機といったかな)の『親指シフトキーボード』が発売されたのも頷けた。
独特の『親指シフトキーボード』
画面は液晶だったが、バックライト付きで非常に見やすかった。フォント(当時のカタログには“書体”と記載)はビットマップの明朝体1書体のみ。文字の大きさも8ポイントと10.5ポイントだけで、現在のPCと比べると冗談のような仕様だ。それでも当時はそれなりに気に入っていたのだが。
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総評
筐体の形状だが、いま流行りのモニタ一体型スリムパソコンっぽいところがあるね。縦置きで、使わない時はあまりかさばらないので良いと思う。インクリボンはすぐに使い終わってしまうのが難点だったが、印字品質を問わなければ逆転させて使えるので、そうしていた。
みんなもそう使っていただろ!?
いま思うと色々不自由な仕様だが、当時は文章を印字するだけだったから、これで良かったのかもしれない。まぁ、大したことに使っていなかったこともあるケド。(笑
その後コイツがどうなったかというと、90年頃に友達に無償でくれてやって、今は消息不明だ。
OASYS 30 AD
『OASYS 30 AFIII』の次に購入したワープロです。またも富士通のオアシス。プリンタ部が別体になったノートワープロ。当時はノートパソコンぽくてカッコイイと思った。(笑
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OASYS 30 AD
まぁ、いままでの資産(データ)の互換性を考えれば、同一メーカーのをチョイスするのは当然の流れでしょう。このノートパソコンっぽいスタイルがグッときていましたし。発売は1989年10月。
『OASYS 30 AD』
標準価格:¥158,000(税別)
プリンタ部は別売りでしたが、当然購入しました。定価7万円。プリンタに同梱されているべきプリンタケーブルが不足していた。購入した量販店の対応はとても悪かったな。コジ○電器だったかな?
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フォント
さて、前のAFIIIと大きく違うところは、
フォントがベクトルフォントとなり、マルチポイント印字も可能になった
ことでしょう! え、ベクトルフォントって何者だって? マルチポイント印字って何のことだって?
ベクトルフォント
ベクトルフォントとは、今で言うアウトラインフォントのことですな。マルチポイント印字というのは、1ポイント単位で文字の大きさを変えて印字できることだ。(この機種では4ポイントから22ポイントまでの間)今では当たり前の機能だが、これは当時としては画期的なことだった。でも実際はベクトルフォントはかなりお粗末な印字品質でしたが…
標準で搭載されているベクトルフォントは明朝体1書体のみ。他のフォントはオプションで、ROMカードで提供。ちなみに1書体28,000円! いまなら同じ値段でモリサワの基本7書体が買えちゃうよ。当然、手は出ませんでした。(T_T;
高すぎるんだよ、バカヤロウ!
バカ高い F・ROMカード
ちなみに、用意されていたオプションの書体は次の通り。あれ、よく見たらどこかで…、と思ったあなたは鋭い。同社の
『Fontcity4』
に収録されている書体がありますね。1書体28,000円したものが、今では56書体+αで10,290円ですよ。
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総評
起動は早くなりました。ただ、液晶はバックライトが付いていないのでAFIIIよりかなり見づらかった。(後継機は確かバックライトが付いたような。) キーボードは当然 親指シフトです。キータッチも悪くありませんでしたね。ノートワープロということで携帯性に優れていたが、持ち歩くということはほとんどなかった…。
私のその後のワープロ歴だが、個人ではこの機種が最後となる。1991年頃はアルバイト先で東芝のルポを少しいじる。1993年頃、会社勤め(デザイナー)でカシオのカシオワードをチョイス。これは標準で7書体ほど付属していたのが購入の決め手となった。フォントの印字もかなりキレイで全体的な性能もずいぶんアップしていたね。親指シフトじゃなかった点をのぞけば満足。
Macintosh Quadra840AV
しかし、翌年にはMacintosh Quadra840AVを導入することになり、ワープロの出番はほとんどなくなって、カシオワードは他の部署に移動となった。自宅でもQuadra840AVを購入し、オアシスは押入のスペースを占めるだけの存在に。邪魔だったので姉の嫁入り道具の一部として持っていってもらうが、最近になって壊れて里帰りしてきた。(--; 使い倒したんじゃなくて、重い物をのせて壊したらしい。ワープロ専用機の末路とは、概して切ない…。
【オススメ度……
?????
】
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