6日にデザインシグナルから新書体『一支國』がリリースされました。「一支國(いきこく)」とは、「魏志倭人伝」にみえる一大国で、長崎県の壱岐島を指す...らしいです。詳しいことは分からないので深くは言及しないでおきます。(^^:
さて、今回の『一支國』は、「ハライは楷書のように、ハネあげは、六朝体、隷書体のように、筆の腹で押し上げるように力強く跳ね上げ、筆の動き持たせた書体。」とのこと。なるほど、ゴシック体のテイストを持たせつつ、筆で書き上げたようなストロークが特徴と言えるでしょう。
Windows で一般的に使われている「MS ゴシック」と比較してみました。

一目りょう然の違いがありますね。決して「MS ゴシック」が悪いワケではありませんが、「一支國」の方に味わいがあるのが分かると思います。
「一支國」の特筆すべき点は手書きの雰囲気を持たせたことにより、ゴシック体のような固い印象を払拭したところです。かな書体だけでなく、漢字も敢えてそうしたと思われるやや泥臭いデザイン処理がいい味を出す結果となっており、やや小ぶりにデザインされた かな も、文字組みをしたときに落ち着いた印象を与えてくれます。
「一支國」のような、"やや固いのだけどゴシック体ほど固くない書体"は結構使い道があると思いますね。例えば史跡の案内板とか。

こういう案内板はゴシック体だと味気ないし、楷書体だとやや字面が小さくなって可読性がイマイチ。でも楷書体と隷書体、ゴシック体の要素を合わせ持った「一支國」なら歴史的な雰囲気に合って可読性も良好! 紙面の中見出しにもいけると思います。
味気ないゴシック体では表現できない場面に生きてくる、そんな書体が「一支國」です。
●一支國
価格:15,750円(税込)
仕様:Mac及びWindows版TrueTypeフォント
デザインシグナル:http://design-signal.co.jp
さて、今回の『一支國』は、「ハライは楷書のように、ハネあげは、六朝体、隷書体のように、筆の腹で押し上げるように力強く跳ね上げ、筆の動き持たせた書体。」とのこと。なるほど、ゴシック体のテイストを持たせつつ、筆で書き上げたようなストロークが特徴と言えるでしょう。
Windows で一般的に使われている「MS ゴシック」と比較してみました。

一目りょう然の違いがありますね。決して「MS ゴシック」が悪いワケではありませんが、「一支國」の方に味わいがあるのが分かると思います。
「一支國」の特筆すべき点は手書きの雰囲気を持たせたことにより、ゴシック体のような固い印象を払拭したところです。かな書体だけでなく、漢字も敢えてそうしたと思われるやや泥臭いデザイン処理がいい味を出す結果となっており、やや小ぶりにデザインされた かな も、文字組みをしたときに落ち着いた印象を与えてくれます。
「一支國」のような、"やや固いのだけどゴシック体ほど固くない書体"は結構使い道があると思いますね。例えば史跡の案内板とか。

こういう案内板はゴシック体だと味気ないし、楷書体だとやや字面が小さくなって可読性がイマイチ。でも楷書体と隷書体、ゴシック体の要素を合わせ持った「一支國」なら歴史的な雰囲気に合って可読性も良好! 紙面の中見出しにもいけると思います。
味気ないゴシック体では表現できない場面に生きてくる、そんな書体が「一支國」です。
●一支國
価格:15,750円(税込)
仕様:Mac及びWindows版TrueTypeフォント
デザインシグナル:http://design-signal.co.jp